今年(平成28年)スタートのジュニアNISA。
その口座で上場株式等の買い付けをすることができるのは平成28年4月1日から平成35年12月31日までで、各年に買い付けた上場株式等の非課税期間は最長5年となっています。
例えば、平成28年4月に0歳でジュニアNISA口座を開設したら、7歳の年(平成35年)に新規買い付けが終了し、その7歳の年に買い付けた上場株式等の非課税期間は11歳の年(平成39年)に終了してしまいます。
ジュニアNISAの場合、18歳(3月31日時点で18歳である年の前年の12月31日)までの払い出し制限があるので、それまでの間、最長5年の非課税期間を終了した上場株式等をおいておくための非課税枠として、「継続管理勘定」が設定されます。
ジュニアNISA口座で平成31年から平成35年の間に買い付けた上場株式等について、それぞれの年に買い付けた上場株式等の非課税期間の5年間が終了するタイミングで「継続管理勘定」に移管して保有し続けることで、1月1日において20歳である年の前年12月31日まで非課税の恩恵を受けることが可能です。
また、「継続管理勘定」においては、新規の買い付けはできず、他の年分の非課税管理勘定から移管した上場株式等で時価80万円を超えないもののみ受け入れが可能となっています。