生涯未婚率とは、「45〜49歳」と「50〜54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものです。生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありませんが、50歳で未婚の人は将来的にも結婚する予定がないと推測し、生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す統計指標として使われています。しかし、今は50歳を超えてから結婚する、いわゆる「熟年カップル」も増えているので、生涯未婚率と実際の割合とはズレが出てきていると考えられます。
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2013年)」によると、2010年の生涯未婚率は男性が20.14%、女性は10.61%でした。