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中央経営コンサルティング

車への課税の見直しについて

平成26年度の税改正により、車の課税も見直されました。
下記がその一覧表です。


課税時期 税区分 税目 概要 内容 適用
取得時 都道府県税 自動車取得税 基準を満たす自動車等の税率引下げ 平成22年度燃費基準を満たす自動車等
・自家用車(軽自動車除く)⇒3%
・営業車および軽自動車⇒2%
平成26年4月1日以降の取得分
エコカー減税の軽減税率引上げ ・75%軽減自動車⇒80%軽減
・50%軽減自動車⇒60%軽減
平成26年4月1日以降の取得分
毎年 自動車税 自動車税のグリーン化の見直し・延長 環境負荷の小さい自動車に対し、概ね75%または50%の税率軽減(登録の翌年度分) 平成26年度・平成27年度の新規登録分
環境負荷の大きい自動車に対し、概ね10%または15%の加算 平成26年度・平成27年度
毎年 市町村税 軽自動車税 車種に応じた税率の引上げ 税率を約1.25〜1.5倍引上げ 平成27年4月1日以降の取得分
新規検査から13年を経過した四輪以上・三輪に対する税率をさらに引上げ 平成28年度以降
車検時など 国税 自動車重量税 エコカー減税の拡充 最初の継続検査等の際における自動車重量税を免除 平成26年4月1日以降に新規検査した車
経年車に係る税率の見直し 新車登録から経過年数が13年超〜18年の自家用車に対して、税率を引上げ 平成26年4月1日以降の継続検査分


リスク細分型の自動車保険について

リスク細分型自動車保険とは、「リスク」を細かく区分してそのリスクに応じた保険料を設定する自動車保険です。
リスクが低いと思われる人は保険料が安く、リスクが高いと思われる人は保険料が高くなる仕組みになっています。
リスク細分項目は、年齢、地域、使用目的、走行距離などで、保険会社によって項目は異なるので契約する際には確認しましょう。
主な項目は以下のとおりです。



地域 交通量が少ない地域や、事故の可能性が低い気候の地域であるほど、リスクが低くなる。
年齢 基本的に若い運転者ほど事故が多く、年齢が上がるほどリスクが低くなる。
ただ、女性に関しては、高齢の方の事故数が多いので、リスクが高くなる傾向がある。
運転歴 運転歴の長いドライバーほどリスクが低くなる。
免許証の色 無事故無違反歴が長いほど、リスクが低くなる。
使用目的 営業用か、通勤用か、レジャー用や日常生活用などで判断される。
営業であれば、運転の距離や時間も増えるのでリスクは高く、通勤使用もラッシュ時の運転などのリスクが考えられる。
レジャー用や日常生活用のほうがリスクは低くなる。
年間走行距離 走行距離が少ないほどリスクが低くなる。
車の各種装置 エアバッグ/ABS/横滑り防止装置/衝突安全ボディー/盗難防止装置など、
安全性や耐久性が高い車ほどリスクが低くなる。
年間走行距離 走行距離が少ないほどリスクが低くなる。
車の各種装置 エアバッグ/ABS/横滑り防止装置/衝突安全ボディー/盗難防止装置など、
安全性や耐久性が高い車ほどリスクが低くなる。