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中央経営コンサルティング

子ども手当から児童手当へ

2012年4月より、従来の「子ども手当」が「児童手当」制度に変更となりました。これにより6月から所得制限が設けられます。

【児童手当月額】

  所得制限限度額未満の人 所得制限限度額以上の人
0歳〜3歳未満 15,000円 児童1人につき 5,000円
3歳〜
小学生
第1子、第2子 10,000円
第3子以降 15,000円
中学生 10,000円

【所得制限限度額】

扶養親族等の数 所得額 収入額
0人 622万円 833万3千円
1人 660万円 875万6千円
2人 698万円 917万8千円
3人 736万円 960万円
4人 774万円 1,002万1千円
5人 812万円 1,042万1千円

生命保険料控除の変更

生命保険料控除の仕組みが、2012年から(住民税は2013年度から)変わります。

これまでは「一般生命保険料控除」と「個人年金保険料控除」の2つに区分していましたが、新たに「介護医療保険料控除」が設けられ、3つの区分となり、それぞれの支払い保険料に応じて控除額を計算します。

ただし、新制度の対象となるのは、2012年1月1日以後に締結した契約の生命保険です。

一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の控除額は、それぞれ以下の金額となります。

  年間の支払保険料合計 控除額
所得税 20,000円以下 支払金額
20,000円超40,000円以下 支払金額÷2+10,000円
40,000円超80,000円以下 支払金額÷4+20,000円
80,000円超 40,000円
住民税 12,000円以下 支払金額
12,000円超32,000円以下 支払金額÷2+6,000円
32,000円超56,000円以下 支払金額÷4+14,000円
56,000円超 28,000円