「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利の住宅ローンです。
金利が変動しないので、返済計画が立てやすいローンです。
さらに省エネルギー性、耐久性、バリアフリー性などの要件を満たす住宅を取得する場合に、当初10年間金利が引き下げられる「フラット35S」があります。
第3次補正予算の成立に伴って、従来の「フラット35S」に加えて、「フラット35Sエコ」が創設されました。
この「フラット35Sエコ」は、東日本大震災の被災地とそれ以外の地域では、引き下げられる金利が異なります。
被災地以外の住宅取得は、当初5年間で金利が0.7%引き下げられるのに対して、被災地の住宅取得では、当初5年間で金利が1%引き下げられます。
その後も6年目以降10年目(長期優良住宅等の特に性能に優れた住宅の場合は20年目)までは0.3%引き下げが続きます。
当初5年間 |
6〜10年目 (長期優良住宅等の特に 性能に優れた住宅は6〜20年目) |
被災地 年1.0%の金利引き下げ |
被災地以外 年0.7%の金利引き下げ |
年0.3%の金利引き下げ |
なお、被災地とは「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律」に基づく「特定被災区域」のことで、岩手県・宮城県・福島県の全域、青森県・茨城県・栃木県・埼玉県・千葉県・新潟県・長野県の一部が対象となります。
詳細については、住宅金融支援機構のホームページを参照してください。
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