長引く景気低迷の中、お子さんの教育費をどう捻出するかで、日頃頭を悩ませているご家庭も少なくないと思います。
日本は、主要先進国の中でも教育費について家計負担が大きくなっていることが国際的な統計データからもうかがえます。
この理由として最も大きいのは、教育に対する公財政支出が少ないことです。
国内総生産(GDP)に対する公財政支出の割合は3.4%で、実は経済規模に比して、教育に最もお金をかけていない国となっているのです。
公教育を財政面でどう充実させるかについても、しっかりとした議論を忘れないでほしいものです。
一人当たりの年間平均額 : 学習費総額=学校教育費+学校給食費+学校外活動費
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公立 |
私立 |
幼稚園 |
229,624 |
541,226 |
小学校 |
307,723 |
1,392,738 |
中学校 |
480,483 |
1,236,256 |
高等学校(全日制) |
516,184 |
980,850 |
(平成20年度 子どもの学習費調査 文部科学省より) 単位:円