生命保険の世帯加入率は87.5%(生命保険文化センター「平成18年 生命保険に関する実態調査」より)です。
ほぼ9割の世帯が何らかの生命保険に加入していることが分かります。
機関別には、民間の保険会社が76.4%、簡易保険が43.3%、JAが12.7%となっています。
また、世帯加入件数(個人年金保険も含む)は、4.2件となっており、平均で1世帯あたり4件以上の生命保険に加入しています。
その保険料として、世帯年間払込保険料で52.6万円となっており、平均で1世帯あたり月々4.4万円程度の負担をしていることになります。
たとえば、30歳から60歳まで保険に加入したとして、年間52.6万円を30年間負担すると、なんと1578万円も負担することになるのです。このことからも生命保険が大きな買い物であることが分かります。
加入している保険金額の平均は、普通死亡保険金額が2033万円、疾病入院給付金日額が10300円です。
【生命保険への加入実態(世帯別)】
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20代 |
30代 |
40代 |
50代 |
60代 |
死亡保障 |
1314万円 |
1849万円 |
2125万円 |
2682万円 |
999万円 |
入院給付(1日) |
8772円 |
9832円 |
11077円 |
10777円 |
9835円 |
※生命保険文化センター「平成19年 生活保障に関する調査」より
死亡保険金額については、遺族保障が目的ですから、その家庭ごとに必要保障額をしっかり算出し、必要な保障を必要なだけ、無駄なく準備することを心がけましょう。そのためにも、ライフプランにあわせて、毎年、保障額についても見直していくことが大切です。