株式会社
中央経営コンサルティング

教育ローン制度

教育ローンには公的ローンと民間ローンがあります。

  公的教育ローン 民間教育ローン
国の教育ローン 財形教育融資
教育一般貸付 郵貯貸付 年金教育貸付
運営機関 日本政策金融公庫 雇用・能力
開発機構
銀行等の
金融機関
融資限度額 200万円 200万円 100万円 財形貯蓄残高
の5倍(450万円まで)
300万円〜
500万円程度
金利の種類 固定金利 固定金利・
変動金利
返済期間 最長10年 金融機関
によって異なる
所得制限等 扶養する子供の
人数により異なる
所得制限なし 所得制限あり 所得制限なし 保護者の年齢や
人数所得など、
人数金融機関によって異なる
その他   教育積立郵便貯金の
預金者が対象
(新規はH19年9月に終了)
国民年金または
厚生年金に
10年以上加入
財形貯蓄制度
を利用している
従業員が対象
 
取扱窓口 国民生活事業の
各支店、取扱金融機関
郵便局・
ゆうちょ銀行
独立行政法人
福祉医療機関
(現在、あっせん業務休止中)
取扱金融機関 銀行・労働金庫・
JAなど

金利の水準は、公的教育ローンのほうが低くめなので、まずは公的ローンから検討してみるようにしましょう。 詳しくは取扱窓口で確認してください。

高齢者の家庭内事故

事故というと、交通事故など外での事故を思い浮かべることが多いですが、高齢者に多いのは意外と家庭内事故のようです。 国民生活センターの調べ(2003年度〜2007年度)によると、65歳以上の高齢者の事故は6,569件で、そのうち家庭内事故は、4,158件です。これは事故全体の63.3%にあたり、家の外より、家庭内事故のほうが多いことが分かります。

傾向としては、年齢が上がるにつれて家庭内事故の割合が高くなります。性別では、女性が64.8%、男性は35.2%と、女性のほうが多いことが分かります。

また、家庭内事故で死亡する原因として最も多かったのは、「やけど」です。具体的には、お風呂のお湯によるもの、ストーブやガスコンロ、ローソクなどによる着衣着火によるものなどです。中には、電気カーペットによる低温やけどが原因で腎不全の合併症を起こしたケースもあり、注意が必要です。その他には、屋根や脚立からの転落、さらにお餅をのどに詰まらせたことによる窒息死があります。

なお、危害の内容は「打撲傷、挫傷」が一番多いですが、「骨折」が高齢になるほど増加する傾向にあります。特に、頭部や大腿のケガ・骨折が多いことが、高齢者事故の重症化につながっているようです。高齢者が事故にあった時の行動は、「歩いていた(階段の昇り降りを含む)」が多いことから、廊下でつまずいたり、階段で踏み外したりと、日常生活の動作が事故につながっていることが分かります。

家庭内事故を減らすために、高齢者自身が気をつけるのはもちろんですが、日ごろから家族が気をつけて差し上げることが重要なポイントとなります。高齢者の自宅をリフォームするなど改善をすることが予防につながるはずです。