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中央経営コンサルティング

相続財産から差し引くことができる葬儀費用

相続税を計算するときは、お葬式にかかった費用を相続財産から差し引くことができます。

●葬式費用となるもの

(1) 死体の捜索または死体や遺骨の運搬にかかった費用

(2) 遺体や遺骨の回送にかかった費用

(3) 葬式などを行うときや、火葬や埋葬、納骨をするためにかかった費用(仮葬式と本葬式を行ったときはその両方が認められる)

(4) 葬式などの前後に生じた出費で通常葬式などにかかせない費用(通夜にかかった費用など)

(5) 葬式でお寺などに対して読経料などを支払った場合の費用

● 葬式費用に含まれないもの

(1) 香典返しのためにかかった費用

(2) 墓石や墓地の買い入れなどのためにかかった費用

(3) 初七日や法事などのためにかかった費用

「がん保険」について

万が一“がん”になった場合に、お金の面で頼りになるのが「がん保険」です。がんは治る病気になりましたが、その治療にはやはりお金がかかります。 がんの場合、入退院を繰り返したり、しばらくして再発したり、退院しても抗がん剤治療のために長期通院が必要だったり、治療のために仕事を休み収入が減ってしまったり…と通常の医療保険の入院保障だけではカバーできないこともあります。つまり、がんに対しては、がん保険で備えておくことが有効なのです

〈がん保険の特徴〉

@ がんと診断されたら診断給付金が受け取れること。

がん保険には、この診断給付金ががんと診断されたら何度でも受け取れるタイプと、その給付回数に制限があるタイプがあります。

A 入院日数に制限がないこと。

一般的に、医療保険には入院日数に制限がありますが、ガン保険にはありません。入退院を繰り返したとしても、安心して治療が受けられるわけです。

B 保険料が安いこと。

すべての病気やケガの入院が対象となる医療保険と比べると、がん保険は”がん“のみが対象の保険なので、保険料も割安です。 保険の内容は各商品ごとに異なりますから、検討する際には十分に内容を理解するようにしましょう。

 なお、がん保険には上皮内がんの場合の診断給付金があるもの、ないものがありますから注意しましょう。あるタイプでも、その金額が50%のものなどもありますので、気をつけて確認してください。