万が一“がん”になった場合に、お金の面で頼りになるのが「がん保険」です。がんは治る病気になりましたが、その治療にはやはりお金がかかります。
がんの場合、入退院を繰り返したり、しばらくして再発したり、退院しても抗がん剤治療のために長期通院が必要だったり、治療のために仕事を休み収入が減ってしまったり…と通常の医療保険の入院保障だけではカバーできないこともあります。つまり、がんに対しては、がん保険で備えておくことが有効なのです
〈がん保険の特徴〉
@ がんと診断されたら診断給付金が受け取れること。
がん保険には、この診断給付金ががんと診断されたら何度でも受け取れるタイプと、その給付回数に制限があるタイプがあります。
A 入院日数に制限がないこと。
一般的に、医療保険には入院日数に制限がありますが、ガン保険にはありません。入退院を繰り返したとしても、安心して治療が受けられるわけです。
B 保険料が安いこと。
すべての病気やケガの入院が対象となる医療保険と比べると、がん保険は”がん“のみが対象の保険なので、保険料も割安です。
保険の内容は各商品ごとに異なりますから、検討する際には十分に内容を理解するようにしましょう。
なお、がん保険には上皮内がんの場合の診断給付金があるもの、ないものがありますから注意しましょう。あるタイプでも、その金額が50%のものなどもありますので、気をつけて確認してください。