火災保険の加入のポイント
1. 建物と家財などは別に契約する
2. 保険の目的を正しく評価する
火災保険は実損に対して支払われます。ですから、実際の評価よりも多額の保険金を掛けても、その差額は支払われませんので、無駄に掛けないように注意しましょう。
たとえば、時価2000万円の家が全焼したとします。
1)保険金3000万円の保険でも、支払われるのは2000万円です。
2)保険金2000万円の保険では、そのまま2000万円が支払われます。
3)保険金1000万円の保険では、1250万円支払われます。
この3)のケースでは、
2000万円(損害額)×1000万円(保険金額)/2000万円(保険価額)×80%
=1250万円 という計算をします。