株式会社中央経営コンサルティング


シルバーローン(年金担保貸付)
     
 国民年金や厚生年金を受給している人が、年金を受ける権利を担保に、社会福祉・医療事業団から貸付を受ける制度です。
この制度を利用して貸付を受けると、年金の全部または一部が受け取れなくなるので、その後の生活に困らないように慎重に計画を立ててください。
なお、年金の受給権を担保にすることは、この制度以外は国民年金法で禁止されています。
全額返済方式 半額返済方式
融資限度額 年金額の1.5倍以内(最低10万円 最大250万円) 年金額の範囲内(最低10万円 最大250万円)
返済 年金額の全額を返済に充当するため、返済が終わるまで年金を受け取ることはできない 年金額の半額を返済に充当するため、半額を年金として受け取ることができる
連帯保証人 財団法人 年金融資福祉サービス協会に一定の保証料を支払い連帯保証人となってもらう

労働者災害補償保険(労災保険)

労災保険は、仕事中に起こった事故や通勤途中の事故によって生じた負傷・疾病・障害・死亡について必要な保険給付を行う制度です。

内容
医療費用 業務上または通勤途中のけがや病気の診療や処置については、療養補償給付や療養給付が労災保険から受けられる。
生活費用 療養が必要で給与が受けられない場合、働けない日ごとに1日分の給与の80%が支給される。業務上災場合は休業補償給付+休業特別支給金、通勤災害の場合は休業給付+休業特別支給金が支給される。
障害 障害が残った場合は、医療費用と生活費用の補填は打ち切られ、年金か一時金が支給される。これを障害補償給付、障害給付という。
死亡 死亡した者の遺族に対しては、遺族年金または一時金が支給される。これを遺族補償給付、遺族給付という。原則、生計を維持されていた配偶者、子、父母、祖父母、兄弟姉妹がその対象になる。