株式会社中央経営コンサルティング

■■今月の日経新聞より
【住宅ローン物価連動型】
デフレ時は元本が減額するような物価連動型の住宅ローンを財務省が住宅公庫に提案しました。例えば、1000万円借りて翌年に物価が2%下落した場合、1年後には借入元本が980万円へ自動的に減ることになります。金利は従来の公庫ローンと同様に固定金利型とする方向です。物価連動ローンで元利均等返済を選択すると、最初の数年でデフレが進めば大幅な負担減の効果が期待できます。反対に、インフレ時には返済総額が増えます。急激なインフレ時のリスクを軽減するために、元本の増額幅に上限を設ける案も浮上しています。現在のようなデフレ時には利用者にとって有利なローンと言えるでしょう。

物価下落 ⇒ ローンの元本 ⇒ 元本から計算 ⇒ 返済する元本と利息が 
(デフレ)  が減額      する利息が減額  ともに減額 

■■今月の金融商品
金融商品
【株式の増配期待銘柄】

預貯金にしておいてもお金が増えない低金利時代です。そんななか、株式の予想配当利回りが東証一部で1.43%、東証二部で2.09%(2月末時点)です。財務内容のよい銘柄を選んで、株式配当の良さそうなものに投資するというのも検討してみる価値はありそうです。

銘柄

配当予想(円)

予想配当利回り(%)

JALUX

15 〜 17

2.4 〜 2.8

ダイドーリミテッド

20 〜 30

3.1 〜 4.6

コナミスポーツ

45.6

2.2

コンビ

20

2.9

※上記はあくまで一例であって、購入を勧めるものではありません。


■■今月の相談110番
道を歩いていて、横をすれ違った車のミラーに接触して転倒し、軽いケガをしました。その車は逃げていってしまったのですが、何か保障してもらう方法はないでしょうか?
 

A.ひき逃げされたり、無保険者による人身事故にあった被害者は、政府保障事業制度を利用することができますので、まず警察に事故について届出してください。この保障事業は、国が加害者にかわって被害者の受けた損害をてん補する制度です。支払いの限度額は自賠責保険と同じですが、健康保険・労災保険など社会保険による給付があれば、その金額は差し引かれますので、ご注意ください。